まひろのライトノベル感想文

気のままにおもむくままにライトノベルの感想を書くブログです

【レビュー】ライアー・ライアー

ライアー・ライアー

 

ライアー・ライアー 嘘つき転校生はイカサマチートちゃんとゲームを制するそうです。(1) (MF文庫J) [ 久追 遥希 ]

価格:682円
(2020/4/5 11:20時点)
感想(0件)

※この記事はネタバレを含みます!

 

 主人公・篠原緋呂斗はランクを決める決闘を行う学園島〈アカデミー〉への転校初日、昨年度の絶対王者・彩園寺更紗を破り、学園島史上最速で頂点に君臨した。

──もちろん、それは全て嘘だ。

 ひょんなことから更紗を負かしてしまった緋呂斗は嘘であろうが学園島でトップを維持し続けなければならず、そのサポートを担当するメイド・姫路白雪から提案されたのは…なんとイカサマっ!?さらに更紗は偽のお嬢様!?そんな共犯関係となった緋呂斗たちに立ちはだかるのは更紗をつけ回すストーカー!!彼らの嘘は全ての人を欺けるか…。

 お解りの通り、ほんと嘘から始める学園生活って感じの作品。主人公は能力値はゴミ、突出した特技はポーカーフェイスという底辺でありながらも、白雪のサポートもあり勝負に勝つことができるという感じ。そして、そのサポートというのもまさかのイカサマ。ゲームする作品で堂々とイカサマするのは逆に面白い。まさにノゲノラとは真反対。なんかもう、これも実は嘘でした!って言われても許せそうなくらい慣れそう。

 今作で明かされたのは更紗の嘘、更紗と白雪の関係性など地盤を固めた印象だったので2巻以降がどう展開していくかが楽しみ。