まひろのライトノベル感想文

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【レビュー】銃皇無尽のファフニールⅦ-ブラック・ネメシス-

銃皇無尽のファフニールⅦ-ブラック・ネメシス-

 

銃皇無尽のファフニール7 ブラック・ネメシス (講談社ラノベ文庫) [ ツカサ ]

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※この記事は若干のネタバレを含みます!/

 

 ティアの活躍によりユグドラシルを無力化することに成功した主人公・物部悠たちは、学園に戻るまでの間、悠と深月の故郷に向かう。記憶を失っていた悠はティアによって記憶を取り戻すことに成功するが…。その中、原初の竜災"黒"のヴリトラ、"紫"のクラーケンの子どもという二つの厄災が悠たちを襲う…。

 今作は今まで敵か味方か曖昧な立ち位置にいたキーリ・スルト・ムスプルヘイムの過去が明らかになったり、ヴリトラ、ドラゴンの子どもが現れたりとても情報量の多い巻でした。

 個人的にクラーケンの子どもを討伐する際に深月の心情が細かく描写されていたのが良かった。さらに、悠の元所属していた部隊の司令官ポジ・ロキ少佐が不穏な動きをしていたのが気になる。

 まとめると、この巻から新章が始まったという感じがしてとてもワクワクして続きがとても気になる。