まひろのライトノベル感想文

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【レビュー】銃皇無尽のファフニールⅩ-インビジブル・サクセサー-

銃皇無尽のファフニールⅩ-インビジブル・サクセサー-

 

銃皇無尽のファフニール10 インビジブル・サクセサー (講談社ラノベ文庫) [ ツカサ ]

価格:660円
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 ニブルによるミッドガルへの侵攻が始まった。そして、悠たちを裏切ったアリエラはニブルの部隊・スレイプニルと合流し、学園長・シャルロットの命を狙い、悠はイリスや深月たちとともに、シャルロットの護衛、アリエラを取り戻すための戦いに挑む。そして死闘の末、悠の前に立ちはだかったのは、彼の元上官、ロキ・ヨツンハイム少佐だった───。明かされるシャルロットとロキ少佐の因縁、ヴリトラのいう廃棄権能《コード・ロスト》の正体、その全てが明かされる───。

アリエラとの衝突を描く前半と、ロキ少佐との激闘を描く後半からなる今作。まずは何といっても、前巻がアリエラのメイン回だとするならば、今作はまさに《ヒロイン回》と呼べる内容になってます。アリエラが可愛い。尊い。後半のロキ少佐との戦いは最終巻でもないのにラストバトルに相応しい感じになってます。ロキ少佐のことが色々判明したりもして、胡散臭さがありつつもすごく魅力的なキャラになってます。いいキャラしてる。好き。

まとめると、色々真実が明かされつつも、さらなる謎が生まれ、まさに、謎が謎を呼ぶ展開になってて目が離せない感じになってると思いました。