まひろのライトノベル感想文

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【レビュー】銃皇無尽のファフニールⅫ-ダークネス・ディザスター-

銃皇無尽のファフニールⅫ-ダークネス・ディザスター-

 

銃皇無尽のファフニール12 ダークネス・ディザスター【電子書籍】[ ツカサ ]

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※この記事はネタバレを含みます!

 

 世界各地に同時に出現した謎の”闇”。その中から出現したのは、かつて、”赤”のバジリスクが滅ぼしたはずの五番目の災厄──”恒生”のバハムートだった。バハムートを討伐できるのはバジリスクの権能を受け継いだイリスのみ。ロキ少佐から協力を要請された悠たちは、”緑”のユグドラシルの権能を継承したティアの力を借り、対竜兵装の完全な姿・戦艦マルドゥークを完成させ、バハムートのもとへ向かう。その中、深月は彼女に対する悠の想いが本物か、それともノインとしての本能なのかどうかに悩んでいた。そして、現れる新たなドラゴン。世界を滅ぼすほどの”闇”が悠たちに猛威を振るう。

 恐らく、クライマックスの始まりになってる巻だと思います。敵対していたロキ少佐率いるニブルとの共同戦線がほんとにアツい。未だにロキ少佐は何を考えているのかわからない部分はあるけれども、「敵の敵は味方」理論ですごい頼もしい。ほかにも、今まで悠が使用していた対竜兵装マルドゥークの本来の姿がついに明かされたのが良かった。マルドゥークいいよね。厨二チックですごい好き。さらに、今巻はイリスのバハムートを倒すための覚悟も感じられて余計好きになってしまいそう。

 まとめると、今後さらにクライマックスに向けて物語が加速していきそうな感じになってて特に、深月の行動と、ノインとしての使命を受け入れようとするか否かに葛藤する悠、二人の関係がどうなっていくのかがこれからの見どころだと思いました。