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【レビュー】ソードアート・オンライン24 ユナイタル・リングⅢ

ソードアート・オンライン24 ユナイタル・リングⅢ

 

ソードアート・オンライン24 ユナイタル・リングIII (電撃文庫) [ 川原 礫 ]

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感想(4件)

※この記事は本シリーズ「アリシゼーション編」のネタバレを含みます!

ザ・シード規格のVRMMOに訪れた《ユナイタル・リング》事件。その事件に巻き込まれたキリトたちはゲームを楽しみながらも攻略を目指していた。しかしそんなキリトのもとに総務省の菊岡誠二郎が依頼を持ちかけてくる。それは──二百年が経過した《アンダーワールド》に侵入者が現れた──というものだった。そして、あの世界に降り立った彼らを待っていたのは、ロニエとティーゼの子孫、そして、キリトがかつて肩を並べて戦った《彼》と同じ目をした男だった───。

 一方、《ユナイタル・リング》世界では、キリトたちを襲うべく静かに《悪意》が行動を開始、さらに、SAO時代に猛威を振るった《アイツ》に酷似したボスまでもが出現し、彼らに牙をむく───。

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今作では《アリシゼーション編》以来の《アンダーワールド》に焦点が当たっており、その後の《アンダーワールド》世界が描かれていてとても懐かしい感じになった。さらに、《彼》に酷似した人物まで登場したこともあって、表紙を見た時からワクワクが止まらなかった。また、《ユナイタル・リング》世界でも新たな敵キャラ・敵ボスが登場し、物語も段々加速してきた感じがしてとても楽しみ。

個人的に、《アンダーワールド》が二百年も経過したことで、《アリシゼーション編》に登場した魅力的なキャラクターたちはもう生きていないという事実がやっぱり悲しくなる。好きなキャラも多かったので余計に。しかし、次巻はアンダーワールド編をたっぷりするらしく、続きが気になるので早く読みたい!