まひろのライトノベル感想文

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【レビュー】ロクでなし魔術講師と禁忌教典5

ロクでなし魔術講師と禁忌教典5

 

ロクでなし魔術講師と禁忌教典5【電子書籍】[ 羊太郎 ]

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感想(1件)

 アルザーノ魔術学院い特別講師として招かれたのは、白猫ことシスティーナの許婚であるレオス=クライトスであった。しかし、結婚することを望んでいないシスティーナはグレンが自分の恋人であると嘘をつくのだが──。

そして、システィーナを賭けて行われるグレンとレオスの担当クラス同士の魔導兵団戦。格上のクラス相手にグレンが提案する作戦とは…。決闘の裏で暗躍する『正義』、そしてグレンはアルベルトによって、一人の「彼女」との過去を思い出し───。

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ついに私の推しキャラである白猫メインのお話がやってきました。今回の話はアニメ化もされている範囲なのですが、アニメの場合後半に差し迫っていたため駆け足で進んでいきました。なので、色々な知識が保管されていたり、内面描写が増えたことによってアニメよりも面白く感じました。(そもそもアニメと書籍では媒体が違うので一概にアニメの批判がしたいわけではありません。)

個人的に気に入っているのが白猫の恐怖の描写です。今世には様々な作品がありますが多くの作品は正義感が強すぎたり人並外れた精神力を持っていたりします。この作品に関してもルミアはそれに当てはまっていると思います。しかし、白猫は年相応、というか、実際に目の前で自分とかけ離れた“モノ”を見たら恐怖するように、彼女はまだ“少女”であるというのを実感させてくれます。このファンタジーな世界もその中で生きている人にとっては現実である、というのがとても好きです。まあ、その後の行動含めて白猫が好きなキャラになっているのですが。

そして、タイトルにもなっている禁忌教典-アカシックレコード-の名前も遂に登場して、ここからどんな展開になっていくのかがとても楽しみです。