【レビュー】生徒会探偵キリカS 1 - まひろのライトノベル感想文

生徒会探偵キリカS 1

価格:726円
(2020/4/12 13:56時点)
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　新シリーズ始動！！副会長となった主人公・ひかげと会計・キリカの元に持ち込まれたトラブルは…

　1.議員選挙で起こる議長・神林朱鷺子さんへの正体不明の裏切り者！？どう対処しても議題が可決されないのは何故か？

　2.クリスマスでの四クラブ合同『第九』コンサートへの妨害工作の調査！！突如紛失してしまった楽譜の行方、現れる謎の仔犬フリードリヒ、チョコ、フランソワ、廉太郎(全て同一個体の名前)の正体とは？

著者曰く、商業目的も含めて四年半振りにタイトルを一新し始まった新シリーズ。ぶっちゃけ中身は普段通りの今作。まあ、今作は特にキリカが可愛いと思う。ヒロイン感増した。

　今回の事件は、前者が前作の内容の生徒会選挙を踏襲した議員選挙であるのに対し、後者はなんと第一巻ゲストのキャラが再登場。まさかまた出番があるとは思ってなかった。さらに、今作は今までに比べて主人公のメタな描写が多かった気がする。特に同時発売の奴(詳しくは『天才美少女生徒会長が教える民主主義のぶっ壊し方』をチェック！)の宣伝とか。

まとめると、新シリーズと銘打ってはいるけどノリは昔のままでしっかりと一巻完結の内容と、多分著者も考えるの大変だろうなと思う凝ったトリック、この巻から読んでも安心な作りになってて凄い読みやすく、面白かった。