まひろのライトノベル感想文

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【レビュー】スパイ教室02 《愛娘》のグレーテ

スパイ教室02 《愛娘》のグレーテ

 

スパイ教室02 《愛娘》のグレーテ(2) (ファンタジア文庫) [ 竹町 ]

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任務を達成させたスパイチーム「灯」。そんな彼女たちに与えられた新たなミッションは暗殺者殺しである「屍」の排除。そして「屍」排除のためにクラウスは四人の選抜チームを結成するが、それに選ばれたのは実力に不安が残る《花園》リリィ、《百鬼》ジビア、《草原》サラ、《愛娘》グレーテの四人だった───。クラウスの真意が分からず困惑する彼女たちであったが、任務達成のため奔走する───。

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今作は四人の少女が任務に挑み、キャラの掘り下げも多くなっています。特にピックアップされたのはタイトルにもなっているグレーテ、それと個人的にはジビアもピックアップされていると感じました。一巻とは違い、スパイの描写もより増え、ドキドキしながら読んでいました。

そして後半…。やられました。そう来たかと。一巻を読んだ時点で何が来てもおかしくはなかったんですが、いざ来られると驚きがやばいです。前半部分を読めば伏線もしっかり張られているのでよりやばい。やはりこの作品、構成がものすごくうまい。そして文章との相性が凄くいい。読んでいてこんなにもドキドキワクワクさせる作品は早々無いと思います。エピローグも三巻のプロローグのような感じになっていて、読むのが待ち遠しいです。