まひろのライトノベル感想文

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【レビュー】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか15

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか15

 

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか15 (GA文庫) [ 大森藤ノ ]

価格:704円
(2020/11/8 15:00時点)
感想(5件)

深層での大激闘から帰還することができたベルたち。そして訪れたつかの間の休息。彼らは今まで積み重ねてきたものが生み出した『現在』を、そして彼らがこれまで歩んできた『過去』を振り返る───。

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一つの大きな戦いが終わり、久方ぶりの日常回です。休息の中でそれぞれが『過去』を振り返るといった内容となっています。

 

ベルは迷宮都市でヘスティアと出会った『始まりの日』を。

同じくヘスティアは下界に降り立ち、ベルと出会った日を。

リリは自らが犯してしまった『灰の過去』を乗り越え。

エイナはかつて担当冒険者を失ってしまった傷を。

ヴェルフは血族という呪いから解放させようと手を貸してくれた一人の女神を。

リューは今は亡き仲間との出会いを。

命と春姫は互いの出会い、努力、想いを。

 

各キャラの過去は今までも語られたことはありましたが、今回はより深く掘り下げられ、それぞれのキャラに対する理解度がより深くなったと思います。

戦闘と呼べるものはほぼ無く、本当に「日常回」といった感じになってはいますが、読み応えはばっちりで、この「ダンまち」という世界に引き込まれること間違いなしです。