まひろのライトノベル感想文

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【レビュー】Re:ゼロから始める異世界生活17

Re:ゼロから始める異世界生活17

 

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感想(2件)

『憤怒』の大罪司教シリウスによって殺され『死に戻り』を果たしたスバルだったが、戻ってきたのは事が起こる十五分ほど前という、前代未聞な状況に立たされてしまう。スバルは短い猶予の中奔走するが、状況は悪化していき…。そして占拠される水門の制御塔。さらには、運命のいたずらか『憤怒』の大罪司教だけでなく『強欲』『色欲』『暴食』の大罪司教までもがプリステラへ姿を現す───。

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まずは、スバルの猶予の無さすぎる『死に戻り』についてですが、…これ無理ゲーではないですかね?相手の戦力や目的を完全に把握する間もなくやってくる死。結果として完全に対策できなかったために状況が悪化することになってしまうのですが、自軍には王選候補者の陣営、相手は現状判明している五人の大罪司教。これはもう魔女教との全面対決ということでいいと思っています。

 新キャラとしては魔女教大罪司教『色欲』担当、カペラ・エメラダ・ルグニカが初登場しますが、私としては…結構苦手なタイプのキャラです。そもそも大罪司教はどれもどこか狂ってるんですが、どうも『色欲』は度が過ぎているというか、恐ろしい、といった感じで『強欲』のレグルスの次に嫌いなキャラかもしれないです。…え?『強欲』がなぜ嫌いか、ですか?生理的に無理です気持ち悪いですごめんなさい。(誉め言葉)

 怒涛なバトル連続で絶望感もそれなりにやばいですが、この五章は16~20巻からなっている話なので次で折り返し。ということは起承転結における「転」に差し掛かるのではないかと思っているので早くスカッとしたいです。