まひろのライトノベル感想文

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【レビュー】恋愛する気がないので、隣の席の女友達と付き合うことにした。

恋愛する気がないので、隣の席の女友達と付き合うことにした。

 

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高校受験に失敗し、祖父母が暮らしていた田舎に戻ってきた和泉凛太郎。しかしその家はネット回線もつながっておらずBS放送が無ければ地上波で深夜アニメも見ることができず、挙句の果てには行きのフェリーの中でスマホを失くしてしまうという最悪な事態に見舞われてしまう。そんな彼が通うことになった高校は田舎であるためか恋愛に目がない生徒ばかりで……。恋愛する気がない凛太郎は、隣の席の、同じく恋愛に興味がない少女・友近姫乃と出会い、仲良くなっていくのだが、ある日姫乃からある提案をされる。

友近たち、付き合ってることにしちゃうのはどうかな?」

この提案を切っ掛けに、彼らの偽りの恋愛が幕を開ける───。

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偽装恋愛もの、ということでまず「ニセコイ」を思い浮かべました。ですが、中身は全くの別物。すごい王道のラブコメって印象を受けました。登場人物も多種多様で、天然でおっとりとした同級生・友近姫乃、父親が経営をしている喫茶店でメイドをしている、クール系少女・氷室有希、姫乃の後輩でからかったりすることが大好きな小悪魔系女子・天ヶ瀬ありさ。と、可愛い女の子も多いです。

 そして、舞台となっているのは香川県なのですが、最近制定された“あの”条例にも触れていてクスッとしました。まさかこんなところで時事ネタを拝めるとは……。

 今作では、一つの大きな課題を解決するために物語が展開されましたが、今回で明かされたものは全てではなく、まだ不明なこともあるので、今後どのように展開していくのか楽しみです。