まひろのライトノベル感想文

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【レビュー】ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい

ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい

 

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主人公・市村龍之介は現在二人しかいない放送部に所属している。そしてもう一人というのが部長である三年生・高遠花梨。先輩は身長が百五十センチほどしかなく、上品なお姉さんを思わせる声と小さな鈴を鳴らしたかのような素の声とを使い分けるとてもかわいらしい人だ。そんな放送部だが、龍之介には一つの目標があった。それは……一日に三回、先輩に喜んでもらうということ。そしてそれを一週間連続で行うこと。だった───。そして先輩にも一つの目標があった。それは……照れさせられる回数を一日三回未満に抑え、それを一週間に一度以上作る。というものだった。

これは、喜ばせたいがゆえに照れさせてしまう後輩と、照れさせられないようにしつつ威厳を示したい先輩のとある日常のお話である───。

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   先輩が可愛いです。(直球)

 こんな先輩がいるのであれば私も放送部に入りたくなるだろうなと思いました。いえ、入ります。断言します。

 物語の分け方も第一話・第二話のように短編形式となっており、また、どのお話も先輩が最後に照れる、というお決まりがあるので読みやすい印象を受けました。短編形式ならば物語が単調になってしまうのでは、と思われるかもしれませんが、所謂前後編と呼べるお話もあり、物語の核心に迫ったお話もあるので退屈させない作りになっていると思います。

 また、PVでは先輩のcvを雨宮天さんが演じられており、雨宮さんの素晴らしい声の使い分けでとてもかわいい先輩が拝めるので是非聞いてみて欲しいです。