【レビュー】日和ちゃんのお願いは絶対
日和ちゃんのお願いは絶対
日和ちゃんのお願いは絶対(1) (電撃文庫) [ 岬 鷺宮 ] 価格:693円 |
主人公・頃橋深春はヒロイン・葉群日和に告白をされ、恋人同士となった。幸せな時間を過ごしていた彼らだったが、日和には秘密があった。
「──私のお願いは、絶対なの」
ひょんなことから秘密を知ってしまった深春は、ただの一般人である自分に何ができるかを考え、彼女の力になろうと心に決めた。しかし、そんな彼らの関係を大きく変えてしまう事件が起こり───。
「──でも、もう忘れてください」
これは、終われない世界で起こる、最後かもしれない恋物語。
所謂、セカイ系に分類される作品。私はあまりこの類の作品に触れてこなかったのもあって、新鮮な気持ちで読むことができた。
話の展開も、なんとなく予想がつくところがあったものの、いざ実際にそうなったときの衝撃はすごいものがあったし、読みやすいこともあって、物語にすんなりと入り込むことができた。物語はまだ始まったばかりで、なおかつ、個人的に気になるところも多く感じたので続きがとても気になる。
ポイント
- イラストがとてもきれい。特に、実写と組み合わせたような感じが透明感があって、色々な感情があるように思えてとても好み(語彙力なくてごめんなさい)
- 話の流れ自体はとてもシンプルな感じになっていて初心者にも読みやすい一冊になっていると思う